長時間労働を防止している福祉施設で働こう!

福祉施設で働くときには、職場を慎重に選ぶことによって、長く続けることが可能になります。特にハードワークになりがちな介護士の場合は、長時間労働を防止すべく努力している福祉施設で働くことをおすすめします。

福祉施設の中には、従業員が少なかったり、入居者が多いため、介護士一人当たりの労働時間が長くなってしまう所があります。また、時間内に業務を終わらすことができずに、残業時間が長くなっている施設もあり、従業員が過重労働に悩むというケースもあるようです。このような職場で働くと、体の負担が大きくなってしまい、やがては離職に追い込まれるという話もよく耳にします。

介護士は、体が不自由な人やお年寄りなどの身体介助を行う際には自身の体に大きな負荷をかけることにあるので、その疲労はかなりのものだと言えます。そういう仕事をしながら労働時間が長くなってしまうと、次第に体の筋肉を傷めたり、体力が回復しなかったりして、万全な状態で勤務出来なくなってしまいます。その結果、介護の仕事を長く続けられないというパターンがよく起きています。しかし、このようなことが当たり前になってしまうと、介護職の慢性的な人手不足は解消されません。しかし、施設のほうでその対象ができていない場合には、介護士自身が体の負担が軽い職場を選ぶことが大切です。

長時間労働を改善している福祉施設では、一人当たりの労働時間にも配慮されているため、体の負担が過剰にかかることは避けられます。また、残業を少なくしたり、週2日休日があったりするなど、従業員の負担を軽減するための工夫も見られます。つまり、体力を著しく消耗することなく、常に万全な状態で仕事に臨める可能性が高くなるということです。そのため、福祉施設で働くときには、まず希望する施設を見学したり、求人情報を細かく見たりして、慎重に職場を選ぶようにしましょう。